「洗い流し不要」なのに「翌朝すすぐ」。スリーピングパックの使い方で迷う夜に
夜の11時前。洗顔、化粧水、乳液まで終わって、最後にスリーピングパックを塗ります。少しペタッとした手ざわりが残って、ふと手が止まります。これ、日曜に使ったクレイパックみたいに洗い流すものだったっけ。結局そのまま寝て、朝起きると枕カバーにうっすらツヤの跡。今度は、日焼け止めの前に顔を洗うのか、そのまま重ねていいのかで迷います。
迷う原因のひとつは「パック」という言葉です。パックと名のつくものの多くは、10分から20分で落とします。クレイは洗い流し、シートははがす。だからスリーピングパックも寝る前に洗い流してしまう人がいます。そうすると、ただの20分パックになります。反対に、つけたまま寝るなら多いほどいいと考えて、こってりしたナイトクリームとオイルの上に厚く重ねる人もいます。その分の多くは、枕カバーが受け止めることになります。
パッケージの書き方も混乱のもとです。「洗い流す必要はありません」とある一行あとに「翌朝ぬるま湯ですすいでください」と続く製品はめずらしくありません。どちらも正しく、指しているタイミングが違うだけです。スリーピングパックは夜の最後に塗って、朝起きるまでそのままにしておくもの。朝のすすぎは、表面に残ったものを、日中のスキンケアの前に落とすためのものです。
寝ているあいだ、スリーピングパックは何をしているのか
肌の水分は、まわりの空気へ少しずつ逃げていきます。昼間はあまり気になりません。部屋を移動し、水を飲み、手を洗い、何かを塗り直しているからです。夜は同じ空気の中で7〜8時間じっとしていて、暖房が入る季節になると寝室の空気はすぐ乾きます。夜中の3時に起きて乳液を塗り直す人はいません。
乳液やクリームは、この水分の逃げ方を少しゆるやかにします。スリーピングパックは、夜の最後に塗って朝まで肌にとどまるように作られたものです。多くはジェルかジェルクリームで、バームより軽く、肌の上に厚く残らずなじむようになっています。最後に塗るのは、朝の日焼け止めを最後に塗るのと同じ理由です。上に何かを重ねても、その上に乗るだけになるからです。
パックは、説明書きの最後に何をするかで分けるとわかりやすくなります。クレイやクリームの洗い流すパックは、決められた時間(多くは10〜20分)をおいて洗い流します。つけたまま寝るものではありません。シートマスクは時間がきたらはがして、残った液を手でなじませます。スリーピングパックは朝までそのまま。朝の洗顔のときにすすぎます。
朝までつけておくものを、なぜ朝すすぐのか。一晩たつと、顔に残っているものには汗や皮脂、枕カバーにふれた分がまざっています。ぬるま湯で落とせば、日焼け止めをまっさらな肌に塗れます。ベタつきの残った上から日焼け止めを広げると、メイクを重ねたときにポロポロとよれやすくもなります。
いちばん大事なのは、そもそも必要かどうかです。朝起きて肌がつっぱらないなら、今のナイトクリームで足りています。その上にスリーピングパックを重ねても、やることがありません。クリームを塗って寝たのに顔を洗う前から頬がつっぱる、小鼻のわきが粉をふく。そんな朝が多いなら、夜の最後にもう一枚重ねる意味があります。
選ぶとき、今夜使うときに見ておきたいこと
まず、説明書きの終わり方を読みます。パックと名がついていても「15〜20分後に洗い流す」と書いてあるなら、箱の雰囲気がどうであれ、つけたまま寝るものではありません。スリーピングパックなら「洗い流さずにそのままお休みください」といった書き方になっています。
次に、どの順番で使うか。多くは「スキンケアの最後に」とあります。つまりクリームの上にもう一枚足すことになり、顔にのる量の合計は増えます。いつものナイトクリームがすでにこっくりしているなら、軽いジェルタイプを選ぶか、毎晩重ねるのをやめて乾燥が気になる夜だけ使うほうが落ち着きます。
成分より先に、枕のことを考えてみてください。ジェルやジェルクリームは、こってりしたバームより肌になじみやすいテクスチャーです。塗るタイミングも同じくらい関わります。電気を消す直前ではなく、まだ10分ほど本を読んだりスマホを見たりする時間があるうちに塗っておくと、枕カバーにつく量が減ります。
量をどう決めたいかも考えておきます。ジャー容器なら、乾く2か所にだけ少し、つらい夜は多めに、と調整できます。ただ毎回目分量になり、つい多めにとりがちです。1回分ずつのスティックや個包装は量が決まっていて、そのかわり少なめに使うという選択肢はなくなります。
目のまわりについての注意書きも確認しておきましょう。スリーピングパックには「目のまわりを避けて」と書かれたものが多くあります。目の下まで一本で済ませたいと思っているなら、買う前にその一行を探してください。
夜と朝のスキンケアの分け方について、ほかの人の見方も知りたい方はこちらの動画をどうぞ。当店とは関係のない第三者のチャンネルで、内容は投稿者ご本人の考えです。当店の主張ではなく、動画の内容を当店で要約することもしていません。
動画: 【ナイトルーティン】皮膚科医が行う夜のスキンケアを紹介します / 友利新公式チャンネル(内科・皮膚科医). BRAND KR とは提携関係にありません。
SNPのスリーピングパックが合うところ
当店で扱っているスリーピングパックはSNP ゴールドコラーゲン スリーピングパックです。4mlのスティックが20本で、合計80ml。一本ずつ個包装になっていて、箱には韓国語で「1日1包」と書かれています。商品ページではジェルタイプのクリームと説明されていて、枕を汚さずになじむとあります。主な成分として挙げられているのは、24K金、加水分解コラーゲン、アデノシン、グリセリンです。
使い方も、ここまでの話とそろっています。夜のスキンケアの最後に一本を開けて、4mlすべてを目のまわりを避けて顔と首に広げ、洗い流さずにそのまま寝ます。翌朝、ぬるま湯で軽くすすぎます。原産国は韓国で、製造はSNPブランドのSD Biotechnologiesです。20本入りで11.80米ドル。送料と関税は決済画面で計算されます。
こんな人に合います
- クリームを塗って寝ても朝つっぱる日が多く、夜にもう一枚足したい。でも毎回どれだけ取るか迷いたくない人。
- 出張や帰省で家以外に泊まることが多い人。一本ずつ封がしてあるので、ジャーは家に置いたままポーチに数本入れておけます。
- 首はいつも、手に残った分を塗るだけになっている人。使い方では、4mlを顔と首の両方に使うよう書かれています。
使わなくてもいい人
- 今のナイトクリームで朝まで肌が落ち着いている人。スリーピングパックが足せるものはありません。
- 目の下に使えるものを探している人。使い方に、目のまわりは避けるとあります。
- 乾く1〜2か所にだけ少し塗りたい人。一本を使い切る前提の量です。
- 夜はすでにリッチなクリームとオイルを重ねていて、寝るときに顔に何かがのっている感じが苦手な人。さらに一枚足すと、その感触が増えるだけです。
使い方
- 夜のスキンケアを先に済ませます。洗顔のあと、いつもの化粧水やクリームまで。スリーピングパックは最後です。
- スティックを一本開けて、4mlすべてを顔と首に均一に広げます。目のまわりは避けてください。
- 洗い流さずにそのまま寝ます。できれば、枕に顔をつける前に数分なじませる時間をとってください。
- 翌朝はぬるま湯で軽くすすいでから、日焼け止めなど朝のスキンケアに進みます。
- 一晩に一本。20本で20晩分です。
- 使ったあとにヒリヒリしたり赤くなったりしたら、使うのをやめてください。
同じ使い方は商品ページにも載っています。
このパックにできないこと
少しずつ使うことはできません。使い方は4mlのスティック一本を顔と首に使い切る前提で、開けたスティックにはふたがありません。顔に4mlは多いと感じる人や、乾くのが2か所だけという人は、毎回いくらか余らせることになります。そういう使い方ならジャー容器のほうが向いています。スティック型は量の調整をあきらめるかわりに、量が決まっていて持ち歩きやすい。どちらを優先したいか、注文の前に決めておくと迷いません。
自分にスリーピングパックが必要かどうかわからないなら、一週間だけ、朝起きて顔を洗う前の肌の感じに気をつけてみてください。意識していないと、気にする前に顔を洗い終えてしまいます。つっぱる朝が多ければ、夜の最後の一枚を試してみる価値があります。そのときのために、当店ではSNPのスティック型パックを扱っています。